ザイソウハウス

木造住宅のよさのひとつとして、木のぬくもりを感じられるということが挙げられます。木は自然のものだからこそ、扱う人の見極める力や技術力によって本来のよさを活かせるかどうかが変わる場合があります。

そんな、木に携わって320年以上のザイソウハウスは、注文住宅や分譲住宅の設計から施工管理、企画販売、不動産管理、マンション・高級旅館、公共施設などの木工事の施工管理や木造家具の製作など、木に関するさまざまな分野を手掛けている会社です。ここではそんなザイソウハウスの全館空調の家についてご紹介します。

ザイソウハウスの口コミ・評判

ザイソウハウスの施工事例

ザイソウハウスの特徴①自然を活かしたパッシブデザイン

ザイソウハウスが、注文住宅づくりにおいて重きを置いているのが「パッシブデザイン設計」です。パッシブデザインとは機械や設備に頼らず、建物周辺にある自然のエネルギーを最大限に活用して、快適な住まいをつくる建築設計の手法のことです。機械や設備に頼らないから、省エネにも高い効果を発揮します。

5つの設計項目

ザイソウハウスのパッシブデザイン設計では、 5つの設計項目を敷地の条件や地域、家族の3つの要素に合わせてバランスよく組み合わせることで、最適な住宅の提供を目指しています。

項目の1つ目は、断熱気密です。構造や建具に工夫を凝らすことで断熱化と気密化をはかり、自然室温を維持して適温を実現しています。気密性が高くても空気循環による換気が最適に行われるので、つねに快適な空間が保たれます。

2つ目は、日射をコントロールして夏の強い日差しを遮り、冬の日差しをいかに利用するかの項目である日射遮蔽です。太陽エネルギーを上手にコントロールすることで、快適な暮らしを実現することにつながります。

3つ目は、空調機器に頼らず快適に暮らせる時期を少しでも長くするための項目、通風利用です。上手に風を取り込むことで春や秋の期間も快適であり、また風通しがよいことで健康的な暮らしに繋がります。

4つ目は、大きな窓を設けて室内を明るく開放的な雰囲気にする昼光利用の項目です。光の量が増えることで懸念される夏の暑さは、陽の光をコントロールすることで上手に活用できるよう提案を行っています。

最後は太陽光利用です。ザイソウハウスのパッシブデザインのなかでももっとも大きな要素となるのが太陽熱であり、それをふんだんに活用することを踏まえた設計を行っています。屋根からはOMX、OMソーラーによる集熱・蓄熱・床暖房で、冬でも快適な生活を送れるよう配慮しています。

全館空調OMX

パッシブデザインで太陽熱を活用することを重視しているザイソウハウスでは、太陽熱を利用したOMソーラーとヒートポンプでの冷暖房が一体化した全館空調システムを導入しています。OMXは屋根で集められた太陽エネルギーから熱と電気を生み出し、全館冷房と暖房、給湯、換気、発電をまかなえるシステムです。

OMXの特徴として、部屋の隅々まで快適な温度を届けられることが挙げられます。家のどこにいても温度ムラがなく、心地よい室内を保つことができ、冬は晴天時に屋根で集めた太陽の熱を室内に取り込んで暖房し、給湯はヒートポンプを活用します。

OMXでは、新鮮な外気を取り入れながら換気量に応じて冷暖房の風量を最適化する機能も備わっています。だからこそ、24時間365日いつでもきれいで快適な空気に包まれた空間の中で生活する事ができるのです。

そしてOMXは、屋根に取り付けられた日本初のPVT認証を取得したPVTパネルから、太陽エネルギーを吸収して活用するのも大きな特徴です。一般的な太陽光発電パネルは、発電時の熱が発電効率を下げるとされていますが、このPVTパネルはその熱もエネルギーとして活かすことができます。

また、冷房時に室外機から発生する熱でお風呂のお湯を作れるのも大きな特徴です。OMXは、お財布にも地球にも優しいシステムであるといえるでしょう。

ザイソウハウスの特徴②住まいの性能について

快適に安心して暮らすための住まいの性能は数多く挙げられますが、ザイソウハウスではおもに4つの性能を重視した家づくりを行っています。

構造性能

地震や台風などに耐えられるよう、建築基準法よりもさらに高いレベルの構造を目標にしています。ザイソウハウスの注文住宅は、全棟許容応力度計算での構造計算を行い、耐震等級は最高レベル3の構造性能を確保しています。

温熱環境性能

断熱性能や日射遮蔽性能、防露性能、気密性能などを高めることで省エネルギーな住まいを実現し、冬は暖かく夏は涼しい快適な住宅を提案しています。断熱性能を高めることで部屋間の温度差を少なくできるので、冬場に起こりやすいヒートショックを防ぐことにもつながります。

耐久性能

家が劣化していく速度をできる限り抑え、長く安心して暮らしていける家を提案しているのもザイソウハウスです。とくに木造住宅において、水は建物を傷める最大の要因ですが、水が入りにくい構造にしたり適切な施工が行われているかを検査したりしながら、雨漏りや水漏れのリスクをゼロに近づけています。

空気環境性能

住まいの環境が原因で体調を崩すなどの不幸なことが起きないようにするために、ザイソウハウスの注文住宅では、品確法における最高等級4性能を基本にしています。さらに室内環境に影響が大きい内装材には、できるだけ自然素材を使用し、適切な換気計画を行うことで安全性の高い家づくりを実現しています。

ザイソウハウスの特徴③アフターメンテナンスで安心が続く

ザイソウハウスでは、暮らしを守るために必要なのはプロが住まいを正しく点検・診断することだと考えています。そのためにさまざまなアフターメンテナンスを行い、いつまでも安心して暮らせることを目指しているのです。

引き渡し

建物の引き渡し時には、メンテナンス担当からメンテナンスの計画や手法を伝えており、長く家を維持していくために必要なことを知ることができます。また定期点検についての説明もあるので、引渡し時から安心して暮らすことができるでしょう。

定期点検

定期点検は引き渡し後半年、1年、2年、5年、7年、10年のタイミングで実施します。建物の状態や質、機能に問題がないかを点検し、今後必要なメンテナンスについての説明や、お手入れのアドバイスまで行います。またこの際には暮らしのなかでの疑問や不便に感じることなどを相談することも可能です。

住まいカルテの作成

ザイソウハウスでは家1軒ごとに住まいの状況などを記載した「住まいカルテ」を作成し、いつでも確認できるようになっています。10年以降は住まいカルテを見直すことで、より個別性の高いメンテナンスを行っていくことができるでしょう。

まずは資料請求をしてみよう！

木のよさを最大限に活かした心地よい家づくりを行っているザイソウハウスの全館空調の家が気になったら、まずは公式サイトから資料請求を行ってみましょう。また公式サイトにはより細かいザイソウハウスのこだわりも掲載されているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

そしてザイソウハウスでは、定期的に家づくり相談や住まい見学会などのイベントも開催しています。より詳しくザイソウハウスについて知りたい方は、イベントにも参加してみてはいかがでしょうか。